心地よく、生産性を高められるオフィス空間を提案
家庭日用品を製造するワコー株式会社が東京オフィスを移転するにあたり、アクタスでは内装提案・レイアウトと共に、家具やインテリアグリーンの納品をいたしました。
ワコー株式会社からは、執務エリアと会議室、休憩エリアのほか、同社の製品を紹介する展示室を設けること、かつ心地よく、生産性を高められる空間という要望をいただきました。
まず基本レイアウトは、オフィス入り口付近に展示室と会議室を配置し、お客様をご案内しやすい動線を確保。そして、展示室と会議室からオフィス奥まで動線をまっすぐ通して、執務エリアと休憩エリアをつなげました。オフィス全体は回遊性のある動線として、効率性にも配慮。通路幅は1.3m~1.6mと広めで、執務エリアはさらに1.9mと広くとることで、デスクワークに集中しやすい距離をつくりました。デスクと通路の間は間仕切り壁を設けず、腰高のプランターと組み合わせたフェイクグリーンで空間をゆるやかに区切っています。
執務エリアの対面式デスク(12席)は、明るい木目のシンプルなデザインで、足元が軽快なデザインにしました。ワーキングチェアには座り心地がよく、抜け感のある背もたれのデザインのものを採用。窓に面したカウンター席(3席)のイスは、曲線と木目を生かしたデザイナーズチェアをコーディネートしました。社内MTGスペース(8席)には、カフェのようなソファとテーブルを取り入れて、コミュニケーションがより円滑になるようプランしました。
休憩エリアは、二つに用途を分けてご提案しました。一つは、高さ92cmのハイテーブルにハイスツールをコーディネートし、気軽に打ち合わせもできるスペースです。もう一つは、上質なラウンジチェアとサイドテーブルを組み合わせて、ゆったり寛げるスペースとしました。目線の高さを変えることで、業務の合間にちょっとした気分転換の時間を過ごしていただけます。
快適な動線とレイアウト、オフィス全体の色や素材、家具の種類について何度も考えた結果、グリーンが映える温かみのあるオフィスが完成しました。
担当範囲
レイアウト 内装提案 家具、照明 小物、グリーン納品
納品年
2025年
営業
金平
デザイン提案
八鍬
空間プロデュース・インテリアコーディネートなど、企業さまの空間構築のお手伝いを行なっております。まずは、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。