多様な働き方をかなえ、新たなアイデアと
社員同士のつながりを育むオフィスをご提案
熊本県合志市に新設された㈱マイスティアのスマート工場「Fab4」において、アクタスはオフィスエリアの内装提案・レイアウトから家具、インテリアグリーンの納品までを担当しました。㈱マイスティアは半導体製造装置や、スマート生産システム及びソフトウエアの開発を行うグローバル企業です。Fab4は2階建てで床面積が約2万㎡、ファクトリーとオフィスを併設した建物です。ここでは、約250人のスタッフが働く予定です。
アクタスが担当したオフィスエリアは、執務室とトレーニングルーム、WEB会議室、応接室、休憩室があります。いずれの空間も、新しいアイディアを育み、社員同士の交流を促す開放感と、多様な働き方をかなえることを目指しました。
それを象徴しているのが休憩室です。1階に14席、2階に150席(テラス席含む)があり、メインといえる2階の休憩室は、カフェテリアとラウンジ、テラスという3つのエリアに大きく分けられています。そこへ1人席や2人席、4人席のほか、16席の大きなテーブルをレイアウト。スタッフがそれぞれの好みに合わせて場所を選び、思い思いの時間を過ごせるようにゾーニングしました。また、エリア特性に合わせて家具をコーディネートし、多様な過ごし方を選択できるようにしています。
1階の休憩室は、オフィスの執務スペース内につくりました。気軽に打ち合わせもできる席と、床材とシェルフでスペースをしっかり分けて、ゆっくり寛げる席を設けています。
また、スタッフの7割が女性ということからご要望を受けて、休憩室にパウダールームを設けています。間仕切りで区切った半個室で、1階は淡いピンクを基調にした丸みのあるデザイン、2階は木材をつかったナチュラルなデザインにして、休憩や帰宅前に少しホッとできる空間としました。
1階にはほかに、トレーニングルームやWEB会議室などがあり、部屋ごとに壁の色と家具を変えて、それぞれに個性を持たせました。
応接室は重厚感を出したいというご要望から、イタリアやデンマークのトップブランドの家具を使ってコーディネートし、モダンで洗練された空間をつくりました。
アクタスは55年のリテールとコントラクトビジネスで培った経験をもとに、これまでのオフィスではあまり活用されなかったデザイン性や嗜好性の高い家具、照明、インテリアグリーンなどを積極的に取り入れています。今回のプロジェクトは、アクタスのオフィス案件としては過去最大規模となりましたが、個人の能力を高め、生産性を向上させつつ、誰もが働きたくなる空間を実現できたと考えています。
担当範囲
内装提案、家具・照明・小物・グリーン納品
納品年
2025年
営業
藤崎、澤久保、阿部
デザイン提案
萩原、相田
空間プロデュース・インテリアコーディネートなど、企業さまの空間構築のお手伝いを行なっております。まずは、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。