Case Study

追手門学院大学 理工学部 実験室

オウテモンガクインダイガク リコウガクブ ジッケンシツ

新しい学部の実験室にふさわしい、オリジナル什器を納品


追手門学院大学(大阪府茨木市)が2025年4月に理工学部を新設するにあたり、アクタスでは1年生の基礎実験を行う実験室において、実験用テーブルと椅子、実験器具用収納棚をオリジナル設計・造作にて納品いたしました。

実験室は2019年に完成した校舎の一階に位置し、大学側からは、三つの要望をいただきました。一つ目は、オリジナルの什器で新しさや、オリジナリティを出したい。二つ目は、実験室をフレキシブルにレイアウトできるようにしたい。三つ目は、スクールカラーのブルーを生かしたい。

そこで、まずはテーブルを天板が長方形と台形の2種類をデザインして、直線のレイアウトのほか、ジグザグのようなレイアウトも可能にしました。テーブルの脚はハの字型で直線の空間に動きを出すとともに、スクールカラーのブルーを採り入れ、空間のアクセントとしました。また、実験は立って行うこともあるため、テーブルは高めに設計しています。

チェアは、テーブルの脚とリンクするハの字形状とし、かつテーブルの高さと合うように7cmという厚みをもたせた座面に仕上げました。スタッキングできるので、収納する際も便利です。

実験室の後方にある収納は、それぞれの実験器具に合わせたサイズに設計しました。テーブルと同じく白を基調としながらも、木口のみグレーカラーとして、床の色と調和するようにしています。

空間を構成する色味を抑えているため、什器は装飾のないすっきりとしたデザインを意識し、全体的な色のトーン、素材感を揃えて統一感を出して、実験に集中できる空間を目指しました。

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