Midori Nursery & Kindergarten 4/4

みどりこども園 最終回(全4回)

地域財産と思ってもらえるような子育て拠点に

神戸の閑静な住宅街にある、みどりこども園。地域の子どもたちが集う場所にアクタスが提案したインテリアが採用されている理由には、園長・豊田則子様の子どもたちに対する想いが溢れていました。想いを形にしたのが、普段から会話の端々で豊田様の想いを感じていたというアクタス営業担当の金平。どのようなプロセスで想いを形にしたのか、2人に伺いました。

― 「面談室」を拝見しましたが、突然世界観がガラリと変わりますね。

豊田
「面談室」は、もともと実は倉庫なんですが、応接間のようにしてもらえるようにお願いしました。床もヘリンボーン張りにしていただいて、照明も温かみのあるペンダントライトにしていただいて。

金平
窓がなくとても狭い空間なので、暗くなりすぎないようにカラフルな色を意識しています。天井が低いので圧迫感がないように、あえて子ども用のセブンチェアを採用しました。やはり、ここに来る保護者の方は先生に悩み事を打ち明けることが多いと思いますので、少しでも和んでいただける空間になるように意識しています。

豊田
「面談室」には保護者の方以外にも、近隣にお住まいの方も子育て相談にいらっしゃるんです。以前は「面談室」がなく、事務所で面談を行っていたんですが、なかには誰とも顔を合わせずに相談したいという方もいますので、そういう方々にも安心して利用していただいています。

― 今後のみどりこども園は、どのように発展していきますか?

豊田
「地域の子育て拠点になるように」という理念として掲げているのですが、今年4月から幼保連携型認定こども園へ移行し、ますます地域財産になるような存在でなければならないと感じるようになりました。子どもたちや保護者の方はもちろん、地域の方々にも「この空間が好きだな」と思ってもらえるようなものを提供していきたいという想いが強くあります。そのためには常に新しいものを取り入れ、地域の皆さんに提供していきたいので、今後も力になっていただきたいです。そして何より私自身がアクタスの家具に囲まれていると落ち着くので、ずっとそういうなかで仕事ができたらと思っています。

金平
本当にありがたいお言葉です(笑)。先生にはいつも勉強させていただいてばかりです。先生のお話しを伺っていますと、インテリアは「モノ」ではなく、やはり「こういう風に使いたい」を形にすることだと改めて感じます。その想いを形にするお手伝いをするのが私の使命であり、幸せであると思います。

> 最初から読む みどりこども園 1/4「“子ども”ではなく“社会の一員”として育てたいという想い」

豊田 則子
社会福祉法人翠福祉会 みどりこども園 園長
社会福祉法人 翠福祉会 幼保連携型認定こども園 みどりこども園

兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子大学家政学部食物学科修了後、4年程の会社勤務の後、約10年間の専業主婦生活を送る。3人の子育てを通じて子育ての楽しさを知る事となり、幼児教育の魅力に目覚める。3人目の出産後に近畿大学豊岡短期大学及び親和女子大学通信教育部幼児教育学科にて幼児教育を学び平成16年から現職に就く。平成24年からは児童館館長を兼務し、地域に根差した運営を目標に、乳幼児保育の重要性を踏まえ、青少年の健全育成支援、保護者への子育て支援に取り組む。

金平木綿子
アクタス営業 インテリアコーディネーター
アクタス 法人営業部 コントラクトチーム

デベロッパーでの企画設計を経て、2004年ACTUSに入社。直営店舗での、キッチン・家具の営業として7年勤務、その後法人営業部へ異動となり5年となる。内装を含め、家具・照明・ディスプレイに至るまでお客様が永く心地よく過ごしていただけるような空間の提案を心掛けている。日々感謝。ありがとうと言って頂ける幸せと責任感が原動力になる。

社会福祉法人翠福祉会 みどりこども園

住所:〒651-1233 神戸市北区日の峰1丁目20-1
お問合せ:078-581-7077
WEBサイト:http://midori-fukushikai.or.jp/midori/